2022年01月26日
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【SDGsことはじめ】環境に調和する「バイオマスインキ」
こんにちは、hintane編集部です。
紙に印刷するインキにも環境に優しいものが求められています。
今回は、当社で取り扱う「バイオマスインキ」をはじめとしたサスティナブルなインキを紹介していきます。
「バイオマスインキ」とは
バイオマスインキは、米ぬか、植物油などといった植物由来の資源(バイオマス)を使用して作られたインキです。再生可能な原料を使用しているため、環境負荷が少なく、自然保護につながります。
SDGsの目標13(気候変動へ具体的な対策を)や15(陸の豊かさも守ろう)などに貢献できます。
〇バイオマスインキのメリット
・石油資源の節約
・石油由来のインキに比べても、印刷性能を損なうことはありません
・商品に日本有機資源協会認定のバイオマスマークをつけることができ、商品の品質や安全性が環境に関する基準を満たしていることを証明できます
バイオマスインキがカーボンニュートラルを実現
バイオマスインキは、植物が原料。植物は成長過程で光合成を行い、CO2を吸収してくれます。
また、役目を終えて燃焼されCO2が発生しても、CO2を吸収した分と、燃焼で発生した分がイコールになり、全体としては地球温暖化の原因となるCO2量が増加しない「カーボンニュートラル」を実現します。そのため従来の石油由来の原料で作られたインキと比較してCO2を削減できます。
「植物油インキ(ベジタブルオイルインキ)」とは
他にも当社では、再生産可能な植物由来の油(大豆油、亜麻仁油、ヤシ油等)およびそれらを主体とした再生油を使用した植物油インキ(ベジタブルオイルインキ)を使用できます。
印刷インキ工業連合会から使用許諾を受けた植物油インキマークを当社制作の印刷物には表示ができます。
地産地消につながる「ライスインキ」とは
当社では、米ぬかから取れる米ぬか油で作ったライスインキも取扱っております。こちらのインキを使用した際は、ライスインキ・コンソーシアム認定のライスインキマークを使用することができます。
日本ならではの「米」を原料としたインキの使用は、原料の輸送マイレージの低減や、原料の地産地消といった循環型の企業活動を間接的に支援します。
今回は、SDGs活動に貢献する環境に配慮されたインキをご紹介させていただきました。
まずはできることから。お手元の印刷物を確認してみてください。
【SDGsことはじめ】シリーズ